人は真空の中で生きていけるか?
これは、私がよく考える質問です。なぜなら、私は宇宙が大好きだからです。宇宙に行って、星や惑星を見てみたいと思っています。
でも、宇宙は真空ですよね。空気がないし、温度も極端だし、放射線も危険だし。そんなところで、人間は生きていけるのでしょうか?
ほとんどの生物は生きていけない
答えは、残念ながら、ノーです。真空の中で生きていけるのは、ほとんどの生物にとって不可能です。
真空にさらされたら、人間はどうなるかというと、まず、肺が破裂します。空気が抜けると同時に、体内の水分も蒸発していきます。
血液や唾液や涙も沸騰して消えてしまいます。皮膚や筋肉も膨張して破れます。そして、意識を失って死に至ります。これは、数秒から数分の間に起こります。
星間物質
でも、安心してください。これは、完全な真空の場合の話です。
実際には、宇宙には少しだけ空気があります。地球の大気圏の外側にも、極めて希薄ながらガスが存在します。これを「星間物質」と呼びます。
星間物質の密度は、地球上の空気の約1000兆分の1です。つまり、1立方メートルあたり約1個の原子しかありません。
宇宙服の機能
そんな微量な空気でも、人間には助かります。なぜなら、真空にさらされた人間を救う方法があるからです。
それは、「宇宙服」です。宇宙服とは、真空に対応した特殊な服で、人間の体を保護します。宇宙服には、以下のような機能があります。
・圧力:宇宙服は内部に適度な圧力を保ちます。これにより、体液の沸騰や組織の膨張を防ぎます。
・酸素:宇宙服はバックパック型の装置から酸素を供給します。これにより、呼吸ができます。
・温度:宇宙服は内部に冷却液を循環させます。これにより、温度調節ができます。
・放射線:宇宙服は金属やプラスチックなどで作られています。これにより、放射線から身を守ります。
・通信:宇宙服はヘルメットにマイクとスピーカーを備えています。これにより、他の人と話すことができます。
このように、宇宙服を着れば、真空の中でも生きていけます。もちろん、限界はありますが。
例えば、バッテリーや酸素タンクが切れたらどうするかとか。また、長時間の滞在や活動には適しません。身体的にも精神的にもストレスがかかります。
宇宙船や宇宙ステーションは快適
ですから、私はやっぱり、宇宙に行くなら、宇宙船や宇宙ステーションに乗りたいです。
そこなら、快適に暮らせますし、窓から外を眺めることもできます。
真空の中で生きていけるかどうかは、あまり重要ではありません。大切なのは、宇宙の美しさや不思議さを感じることだと思います。
まとめ
というわけで、今日は真空の中で生きていけるかという話をしました。
皆さんは、宇宙に興味がありますか?もし行くとしたら、どんな方法がいいですか?
それでは、また次回!